東大生でもキャリアに悩むんだなぁ

 

 

こんにちは。今日は読んだ本の紹介をしたいと思います。

 

大学の単位も取り終わったので大学に行くことも少なくなり、普段あまり人と話す機会がないのですが、誰かのキャリア談を知りたいなと思っていたときに本屋で見つけた本がありました。それがこちら。

東大キャリア教室で1年生に伝えている大切なこと: 変化を生きる13の流儀

東大キャリア教室で1年生に伝えている大切なこと: 変化を生きる13の流儀

 

今まではそんなに考えたことはなかったですが、いま旧帝国大学と言われるところに入学して、やっぱり東大を少しは意識するようになりました。日本で一番偏差値の高い大学ってどういうところで、どんな人がいるんだろう、などなど。

 

この本を読んで直感で感じたことが2つあって、1つは頭いい人ってやっぱり考えることが違うなということ、もう1つは東大生でもキャリアに悩むんだなぁということでした。なんか言語化するとすごくバカっぽいし当たり前のこと言ってますね(笑)

 

ここから少しネタバレになります。

まず最初に面白いなと思ったのが、1人目の北川さんの話でした。この方は灘中・灘高を経てハーバード大学に進学したのですが、ハーバード大学に進学したきっかけが、高校生のときに「日本終わってんな」と感じたからだそう。今になってたまに「あぁ、日本終わってんな」と感じることありますが、それを高校生のときに気づくなんてさすがだなぁと思いました。こうやって進路選択できることがまずすごいと思うし、私もこうあるべきだったなと、今になって痛感します。

加えて北川さんの話で面白かったのが、経済学部で学ぶ経済の話が世の中に役に立ってないと感じる理由が、ミクロ経済とマクロ経済が繋がっていないからだと仰っていて、まさにその通りだなと思いました。ミクロ経済学は個人や企業の経済活動、マクロ経済学は国レベルの経済活動を扱っていることはご存知だと思いますが、それならばマクロはミクロを包括しているという状態になると思うのですが、経済学を勉強してきてそう感じたことは1度もありませんでした。ビッグデータを扱えるようになって、ミクロとマクロのデータを一緒にして分析したら活用できそうだよねと仰っていました。なるほど!

 

お気づきかと思いますが、最初の北川さんの話がぶっ飛んで面白かったので大半が北川さんの話の感想です・・・。

しかし、研究の道に進まれたかたも民間の道に進まれた方も、公務員として活躍されている方も、みんなどこかでキャリアについて悩まれていました。大学時代も真面目じゃなかった時期もあったようで・・・。進む道は違えどたくさん悩んで選択しているんだなと実感しました。

 

キャリアで悩まれている方、東大生のキャリアが気になる方など、興味がありましたら是非読んでみてください。

 

 

KYOKO

 

 

 

データの見方が変わる?『FACTFULNESS』

 

 

こんにちは。今日は『FACTFULNESS』を読んだ感想をシェアしたいと思います。

 

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

 

ずっと気になっていて、夏休みに入ったので時間もできたことだし読んでみようと思い先月読み終わりました。

 

読み始める前の印象は統計の本だし専門書みたいな感じなのかなというイメージだったのですが、思ったよりカジュアルな本でした。統計の知識が0に近い私でも読みやすかったです。

勉強になったことは、データの読み方というよりは捉え方が変わったと思います。例えば、何らかの統計のデータが示されていて、着目するポイントはここで、この数値が大事で、とかいうよりは、示された数値をそのまま鵜吞みにしないことが大切ということです。1つのデータがあって、それだけで良し悪しを判断せず、前のデータと比較するとか、他のデータと比較するとか、そういうことが大切なんだと。

 

何事もそうですが、1度疑ってみることが重要ということです。この数値は本当に正しいのか、この人が言っていることに信憑性はあるのかなど、懐疑心を持つことが思考力の向上に繋がるのではと思います。

 

あと、人々は意外と悲観的に物事を見る傾向にあるということも言及されていました。貧困層の生活状況が悪いとか、世界経済が悪化しているとか。普段そのようなニュースに触れることが少ないからか、適切な情報が入らず、自分の想像だけが膨らみ、悲観的になっているのかもしれません。普段報道されるニュースのコンテンツの薄さを痛感します。

 

統計の知識がなくてもめちゃくちゃ読みやすいので、まだ読んだことない人は是非読んでみてください。

 

 

KYOKO

 

 

 

就職活動の総括①振り返り編

 

 

こんにちは。

10月に突入し、学生生活も残り半年となりました。先日、内定式に参加してきたので、そろそろ就活の総括をお話したいと思います。

 

私が就活を始めた時期は、3年生の5月でした。就活支援をやっている学生団体にお世話になり、先輩のアドバイスを受けながらまずはインターンの選考を受けました。

当時受けた企業はほとんどがベンチャー企業です。規模はメガベンチャーと言われる企業を、業界問わず見ていました。私の周りはほとんどが社会人1年目でしたが、どんな企業があるのか、社会人の雰囲気や働き方などなにも分からない状態だったので、とりあえず様子見みたいな感じで受けていました。結果、参加したインターンは1社のみでした。

 

夏のインターンが終わった9月頃、次に私が興味を持った業界はコンサルです。秋になるとコンサルは外資だと本選考が始まるので、本選考を受けていました。コンサルに興味をもった理由は、①研究に近いことができるから、②プロジェクト単位で仕事をするので多様な価値観が得られそうだから、③就活を早く終わらせたいからの3つでした。

就活に割くエネルギーが無駄だと思っていたのと、大学院への進学も考えていたので、高収入だから進学費用が貯められそうだし、外資だと環境もグローバルだし結構いいなと思っていました。しかし、コンサルで求められる能力が論理的思考力と仮説思考力、数字に強い人材といった感じで私に長けているものが何1つなく、本選考は不合格ばかりでした。

 

そんな中で、本気で院進しようと思ったりもしましたが、もう1度自己分析をしました。自分が過去にどんなことをやってきて、どういうときが楽しかったのか、モチベーションが高くなるときはいつなのか、それを踏まえて将来何をやりたいのか、ということを現時点でいいから答えを出そうと思い、考えまくりました。その結果、私の人生は勉強漬けの人生で、その分野で何か貢献をしたいなとざっくり考えるようになりました。それが12月頃です。そこからは人材業界と教育業界に絞って、人々のあらゆる場面での成長に貢献できる業界に就職しようと思うようになりました。

 

そこからは教育業界大手のインターンに行ったり、人材業界の説明会に行ったりして、無事4年生の5月末に内定をいただきました。私は行きたい会社が1社しかなく、そこに1番に内定をいただいたので、その後は就活をやめました。なのでもらった内定の数は1つです。

 

今の内定先を選んでよかったかどうかは今後の自分の行動次第ですが、内定承諾するときは今までで一番地に足ついた意思決定だったなと、我ながら思います。

 

就職活動大変ですよね・・・。でもこの1回きりの就活で人生決まるなんてことは絶対にないです。就活されている学生のみなさん、最後まで頑張ってくださいね。

 

もう少し踏み込んだ話はまた今度にします。

 

KYOKO

 

 

日本でも異文化理解が必要でした

 

 

こんにちは。しばらく更新が空いてしまいました・・・。

 

私は高校卒業してから兵庫→東京→仙台と居住地を転々としてきたわけですが、そこでいろんな人(主に学生)と接してきて1つ感じたことがあります。

 

それは、日本にいても異文化理解は必要、ということです。

同じ日本とはいえ、地域によって特徴がありそこにいる人も様々なので当たり前といえば当たり前なのですが、よく「日本人は」って一括りにされたり、そもそも異文化理解って言葉が外国人に対して使われる言葉だったりするのでなかなかの衝撃でした。

 

簡潔にまとめると、関西はおしゃべりでノリが良い人が多く、東京は多様性があって個人の受容性が高い、仙台はコミュニケーションが成立しない場合が多い、という感じです。

私個人の話なので全員に当てはまるというわけではないですが、仙台は合いませんでした・・・。仙台だけ特殊というか、東北地方って日本から孤立しているんじゃないかと思うくらい、独特な雰囲気がありました。

以下は個人的な見解ですが、なぜ仙台は特殊と感じたのかお話したいと思います。そもそも、大学はその大学独自の雰囲気というものがあるのですが、関西や東京は大学の数が多く、同じレベル感の大学も複数あるため大学間の交流が活発な気がします。一方で仙台は、同じレベル感の大学があまりないため大学間の交流というものがなく、1つの文化に染まってしまう傾向があるのではないかと思います。編入してから、ゼミで他大とディスカッションしたり合同ゼミやるなどのイベントが全くないことに驚きました。また、私の大学は東北地方だけでなく比較的日本全国から学生が集まっているにもかかわらず、その個性が消えているなと思いました。だから、ちょっとこの人違う文化持っているなと感じると、一気にコミュニケーション力が低下するんですよね。

 

合わないなと感じた理由はまだ他にもありますが、上記の点が主な理由です。コミュニケーション力って抽象的すぎて何を指しているのか曖昧ですが、とりあえず人と会話のキャッチボールを成立させることからなのではないでしょうか。

 

 

KYOKO

 

 

勉強のモチベーション

 

 

こんにちは。今日はちょっとした雑談です。

 

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私は「今までで一番頑張ったことは何?」と聞かれると、「勉強」と答えるくらい勉強しかしてこなかった人生でした。私の学生生活を振り返ると、受験を5回経験し、死に物狂いで勉強したという時期は3回ほどあります(高校受験、TOEIC編入です)。この3回の経験を基に、何かモチベーションになっていて、なぜ頑張れたのかお話したいと思います。

 

その理由は大きく分けて3つあります。

まず1つ目は、将来の選択肢や可能性が広がるからです。これはよく小学生や中学生が疑問に思う、「なぜ勉強をするのか」という疑問の答えの1つにもなると思います。私の経験だと、英語ができるようになって変わったことと、編入して変わったことがそう感じる原体験です。今まで英語ができないので外国人とコミュニケーションがとれなかったのですが、英語ができるようになって抵抗感もなくなり自然と会話できるようになりました。また、編入試験で日本のトップ層に入る大学に入学できて、見える世界も変わりました(言い換えれば、日本は学歴社会の色が濃いということですが・・・)。このように、私は勉強を頑張ったことによって、身の回りの環境を変化させることができました。

2つ目は、頑張った結果が見えやすいからです。稀に勉強しなくても頭が良い、効率と要領の良さで生きている天才もいますが、勉強すればいい点が取れるし、勉強しなければいい点が取れないという、非常にシンプルなことです。

3つ目は、勉強に没頭していた時は比較的充実感や満足感が高かったからです。勉強に限らず、何かを一生懸命やっている時期は充足感が高いですよね。それが私にとって勉強であり、だからこそ最後まで頑張れました。

 

つまり、私の根底にあるのは「将来の可能性や選択肢を広げたい」ということであり、「頑張った分だけ結果が出る」や「毎日充実させたい」という想い・モチベーションから勉強をやっていたというわけです。

しかし、これからはいわゆる座学だけやっていても意味がない年齢になってきました。なので、勉強の在り方について色々と試行錯誤しながら考えていきたいと思います。

 

 

KYOKO