編入生の大学生活

 

 

こんにちは。今日は大学編入後の生活についてお話したいと思います。

 

大学編入後って授業多くて大変なイメージありますよね。大学3年生になると単位も取り終わる頃なので、私の周りには早い人で前期に2~3科目だけ履修して、後期はゼミだけという人もいました。

私の大学の場合、事前に前の大学または専門学校の単位が認められるとかそういったものはなく、全員一律で78単位でした。今回は私の3年生から4年生前期の時間割も公開します。

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3年前期

まずは3年前期。全部で36単位履修しました。以前の大学と違って驚いたことは、ゼミの時間がどれも4・5限目に固定されていたことと、専門科目だと多くの科目が週2の4単位だったことです。それで、普通は1セメ22~24単位くらいが上限だと思うのですが、なんでこんなに多く履修できたかというと、編入生は2年生から履修できる基礎専門科目とゼミは上限に含まれないからです。3年生で取れるだけ取っておかないと4年生の就活で大変なことになるので、大量に履修しました。(3年でもインターンで忙しかったから結果あまり変わりなかったのかも。)

授業には毎日出席しました。途中から出なくてもいいやと思った授業には出ませんでしたが・・・。ここにきてようやく単位取得はチーム戦ということをひしひしと感じました。こんだけの単位を取るのは1人じゃ無理です。あと、1限が8:50スタートなんですが、まじでしんどすぎた。早すぎ。

加えて、7月末のオープンキャンパスの準備や9月に行くジュネーブ合宿(今度記事にします!)のための論文サーベイや、留学生のチューター(自分も仙台に来たばかりなのに)もやったりしていて、勝手に忙しくしていました。

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3年後期

3年後期も前期と同じような感じです。寒い中毎日1限はきつかった・・・。ここにきてバイト始めました。

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4年前期

この時点で残り16単位(ゼミ含めて)くらいだったのですが、多めにとっておこうと思い26単位取りました。経済の科目はほとんど履修済みだったので経営がメインです。就活が始まり東京との往復で何度か休みましたが、フル単で卒業単位は取り終えました。

就活と授業の両立が難しかったかと言えば、人によると思いますが私はそんなに大変ではなかったです。友達とも被ってる授業が少なかったですが(被ってるものは助けてもらいました)、なんとかなりました。私の大学の授業は、出席してれば取れるものが多かったので(勉強してとれる人はそのスタイルで全然いいと思います)、割と出席してたので苦労はしませんでした。あと私が業界を絞って就活していたというのも一理あります。

 

大学の授業の様子はこんな感じです。テストの数が学年の割に多すぎて内部生にびっくりされましたが(だいたい1年生と同じ数くらい)、内部生何人かと仲良くなって、あとは編入生でチームプレーで単位はなんとかなります。だから編入生を多くとっている大学を選ぶのも1つ重要なのかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO

 

 

 

気力と体力勝負の編入試験②勉強内容編

 

 

こんにちは。前回は編入試験本番までの半年間のスケジュールについてお話したので、今日は勉強内容について書きたいと思います。

 

TOEICについては以前の記事を参照ください。

kyyocco18.hatenablog.com

kyyocco18.hatenablog.com

 

1.専門科目

まずは経済と経営の専門科目についてです。対策方法は主に予備校と専門学校での講座でした。専門学校で所属していた学科では学べなかったので、基本的に外部に頼っていました。勉強した内容は経済だと基本的なミクロ経済・マクロ経済です。経営学だと4PとかPPMとか、基本的なフレームワークです。3年生に編入するので、1・2年生で学ぶことができていれば問題ないと思います。あと、受ける大学にもよりますが、経営学はいくつか事例を用意しておくと良さそうです。

そして、勉強していく中で私が大事だと思ったことを挙げると、

①あれこれいろいろなテキストに手を出さない

②分からないことや疑問点は必ず解消する

③基礎を徹底的に叩き込む

以上の3点です。まず①については、問題を解いていて分からないときに立ち返るものが決まっていたほうがスムーズです。テキストによってちょくちょく主張が違ったりするので、自分でこれを決めておいたほうがいいと思います。ちなみに、私が信頼していたものは予備校のテキストでした。友人がいいよと言っていたテキストはこちら。

ミクロ経済学の力

ミクロ経済学の力

 

経営学は、予備校のテキストに加えて以下のテキストを使っていました。最低限の必要な知識がまとめてあります。

経営学入門キーコンセプト

経営学入門キーコンセプト

 

②については、本番に「これ過去問やテキストで解いたら分かるのに」や「分からないままにしておいたところが出た」などといった後悔をしたくなかったので、疑問は先生や友人に聞いて解消するようにしていました。③については、基礎ができなくても受かる大学なんてないし、応用問題は基礎の発展形なので、基礎的な知識こそ大切にするようにしました。あとはひたすらインプット→暗記→アウトプットの繰り返し。

そういえば、この編入試験で暗記の仕方が大きく変わりました。昔は書いて覚える派だったんですけど、読んで覚える派になりました。そのほうが効率的だということに今更ながら気づきました。。緑マーカーと赤シートを使って、電車の中と就寝前を暗記タイムにしてひたすら読み込みました。

 

2.小論文

基本的には予備校の授業でカバーしていましたが、自分でやっていたことを挙げると日経新聞を毎日読むことです。読む目的としては知識や時事ネタのインプットもありますが、読んで自分の意見をまとめることでした。小論文において最も重視する点として、自分の意見を述べることがあると思います。この記事に対して自分はどう考えるのか、賛成なのか反対なのかを求められます。賛同する意見もあっていいと思いますが、少し違った見方をして批判的に物事を捉えられるようになっておくといいと思います。

 

3.面接

面接対策は、そんなに時間を割かなくてもなんとかなります。志望理由書を作成する時点である程度考えがまとまるし、それをただ話すだけなので大丈夫だと思います。ただ、私の場合は私大から国立大に編入するので学歴コンプを突っ込まれました。。要は、私大だと退学しても何年間か再入学できるのに、なんでわざわざ国立大に編入?といった感じです。

 

こんな感じで半年間やり切りました。あとは、半年~1年もの長い間、体調を崩さず乗り切れる体力と、勉強を続けられるメンタルがあれば編入試験はなんとかなります。なんでもそうだと思いますが。。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO

 

 

気力と体力勝負の編入試験①スケジュール編

 

 

こんにちは。今日は私の編入試験のスケジュールや勉強の進め方についてお話したいと思います。

 

私のスタートは専門2年生の6月でした。11月まで試験があったので勉強した期間はトータルで半年くらいでした。私の場合だとかなり短いほうで、だいたいの人は1年生の11月から、早い人は1年生の6月くらいから始めていました。ですので、始めたときから長くて1年のビハインドがある状態です。

 

さて、ここから半年間どのように勉強を進めていったのかお話します。私はTOEICスコアは元々持っていたので、経済と経営の専門科目、小論文をメインで勉強しました。

 

1.6月~7月

最初はひたすら基礎固めです。プラス、人より進度が遅れていたので半年分くらいのキャッチアップでした。前の大学で商学部にいたので経営学に馴染みはありましたが、経済学は大の苦手でした。とりあえず、学校で開講されている講座(経済、経営、小論文)の復習と暗記を徹底していました。このときの勉強時間はそんなに多くなく、放課後17:00~20:00と電車での暗記くらいでした。

 

2.7月下旬~9月

ようやくスタートラインを揃えて、7月に入ってからは予備校に通い始めました。夏休み期間は毎日予備校で授業がありました。週5で経済と経営、週1で小論文と経済数学がありました。夏休み明けて9月からは週に経済1コマ、経営1コマ、小論文2コマというスケジュールで、空いている時間は学校で勉強していました。

加えて、9月中旬に1つ受験があったので、そこで必要な志望理由書も考え始めました。志望理由書で最も重要な点は一貫性なのですが、これが難しくて結構苦労した記憶があります。面接では志望理由書に沿って質問されるので、自分の口で話せないといけないし、内容が決まるまで1ヶ月くらいかかったと思います。何度も何度も修正しました。担当の先生との面接練習も数回行いました。

ちなみに、この時期の勉強時間は予備校での授業も含めると12時間くらいでした。日によって違いますが、9:00頃から学校に行って13:00くらいまで勉強して、予備校に移動し、22:00頃まで授業を受けて帰宅といった感じです。日曜は学校が開いていなかったので日比谷図書館に行っていました。日比谷図書館を選んだ理由は、ただ日比谷が好きだからです。笑

 

3.10月~11月

インプットを9月までに終わらせて10月からはアウトプット中心の勉強にすると決めていたので、10月からは過去問をひたすら解きました。大学によって傾向が異なるのでそれぞれの傾向をつかむことが大切でした。ただ、私は自分が受験する大学のほかにもいろいろな大学の過去問を解きまくりました。傾向があるとはいえ、本番までどんな問題が出るのか分からないため応用が利くようにするためです。あと、小論文の対策として、日経新聞を毎日読んでいました。

この時期に私は1日のタイムスケジュールを大幅に変更し、夜型から朝型にしました。理由は単純で、本番の試験が朝にあるのでそれに頭を慣らすためです。なので1日のスケジュールとしては、朝4:00に起きて、学校の授業開始の9:00まで勉強、お昼12:00-13:00まで勉強、放課後17:00-20:00まで勉強、帰宅して22:00には就寝といったスケジュールでした。予備校は金土日に1コマずつだったので、週末は朝9:00くらいまで寝不足を解消していました。

 

4.11月以降

11月末に試験を終え、第1志望に合格することができました。第1志望は2次試験の面接までだったので12月に受けに行き、無事合格でした。国立大学3つと私立大学1つ受験しましたが、国立大学3つは合格、私立大学は不合格でした。受験する国立大学は全て合格を目標としていたので、達成できてよかったです。終わったあとは、経済数学に必要な高校数学を勉強しました。ベクトルや行列などです。文系のため行列はノータッチでここまで生きてきたので結構苦労しました。。経済学って文系なのに理系要素も必要だから難しいですよね。。

 

今回は編入試験の勉強期間のスケジュールをお話しました。次回は勉強内容について詳しくお話できたらと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO

 

 

脱コモディティってめっちゃ難しい

 

 

こんにちは。

先日、こちらの本を読みました。

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

 

これから生きるために必要なヒントを得らればいいかなと思っていてずっと前から気になっていたのですが、ようやく読了。

読んでみた感想としては、キャリアについてはベーシックなことが書かれている印象でした。瀧本さんか投資家としても活動されていた方なので、投資的な考え方は非常に参考になりました。私も日本人っぽい考え方を持っているのですごくリスキーなことは避ける傾向にありますが、ある程度リスクをとって挑戦していくようなキャリアにしていきたいと思います。(大学辞めて専門学校行ったときは本当にクレイジーなくらいリスクとったのになぁ・・・)

 

1つ引っかかることがあって、この本で何度も強調されていた、脱コモディティについて。脱コモディティってめっちゃ難しくない?ということ。

コモディティ化ってビジネスでよく使われる言葉ですが、要は周りと同じになってしまって陳腐化していくことを指します。商品やサービスだと差別化が図りやすい気がしますが、人間で脱コモディティってどうすればいいんだろうか。。

私みたいな凡人が考えるようなことって、絶対どこかの誰かが既に考えてるし、やっているんですよ。そこは振り切るっていうか若干諦めっぽい考えを持っています。だからこそ、すごく難しい印象を持ちました。

 

これの良い例が芸能人かなって思うんですけど、ファンをたくさんつけている人って何か1つでも尖った魅力があって、みんなはそのキャラに惹かれているんだなと。同じような人はいるけど、この人がいいんだ!と思わせる何かを持ってるって、すごく素敵ですよね。

 

じゃあ、それってどうやって身につくの?って話なんですけど、私の見解は自分の好きなことややりたいことを突き詰めたら身につくんじゃないかなって思います。今のトレンドはこうだからとか、この人がこう言ってたから、この本に書いてあったからなど誰でも真似ができる方法で脱コモディティ化を図るのは、逆にコモディティに走っている気がします。「この人にしかできない」って、本人が試行錯誤した結果生まれるものだと考えています。

あとは、ロジックで完結しないことですかね。ロジックって人を説得するためには欠かせなくて、論理的な思考ができる人ってやっぱり圧倒されるし憧れるんですけど、それだけだと何かが足りない気がします。人間として。やっぱり人って感情で動く生き物だと思うので、感情に訴えかけられることも必要だと思います。そのせいか、最近はアーティストっぽい生き方や考え方ができる人にすごく興味が湧きます。

 

以上、『僕は君たちに武器を配りたい』を読んで考えたことでした。学生にめちゃくちゃ人気な本みたいなので、読んだ方の何かしらの感想を聞いてみたいです。ぜひシェアしてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO

 

 

当事者意識について考えたい

 

 

前回の話とは全く関係ないですが、題目のことについて考えてみたいと思います。

 

突然ですが、どうやら私には当事者意識がないみたいです。

 

私には就活中の彼氏がいて、ある日就活の件で相談を受けました。その内容が、「こういう理由でこの会社に行こうと思うんだけど、どう思う?」というものでした。

その質問に対して私は「自分の好きなようにしたら」と答えたのですが、その答えに対して彼氏は「当事者意識がないね」と言ったのです。

 

「当事者意識がない」と言われたのは初めてでした。当事者意識の有無はビジネスにおける成功にも関係するのではないかと思ったので、なぜ彼氏がそのように感じたのか考えてみようと思いました。

 

原因は2つあると思っていて、まず1つ目は私のサバサバかつドライな性格のせいだと思います。あまり人に執着しません。また、普段から私は人のアドバイスを受けても真に受けることはありません。その人はこう言ってるけどこれが私にぴったり当てはまるわけではないし、自分だったらどうなんだろう、と考えるようにしています。以前人の意見を聞きすぎて意思決定にそれが大いに関係してしまい、失敗したことがあるので、納得のいく自分の意見や理由をきちんと作って、自分で決めるようにしています。それは自分だけでなく、相手にとってもそのほうがいいと思うので、相談を受けても「私の言うことは参考までにね」とか「最終的には自分で決めなよ」と言ってしまいます。だから今回も同じように返答しました。

2つ目は、断定されることやゴリ押しされることが大の苦手だからです。就活をしているときに「このイベント合っていると思うんだよね」とかなんとか言って、イベントの案内をゴリ押しされたときは参りました。本っ当に鬱陶しい!だから私も人には猛プッシュしないようにしています。ただ、これは数字を追うこととバランスとることが非常に難しいのです。ビジネスの世界では利益を出してなんぼで、そのためにはイベントの場合は集客してなんぼなのです。そのためにはプッシュすることも必要なので、私にとっては非常に心苦しいトレードオフだなと、つくづく感じます。

 

これでも結構、私にとっては相手のことを考えて物を言っているつもりだったのですが、それが「当事者意識がない」ということになれば、どうしたらいいのでしょうか。。

 

「当事者意識がない人の特徴」みたいな記事を拝読すると、楽観的、諦めがはやい、自己肯定感が低い、責任感がない、他力本願、などなどたくさん出てきますが、当てはまるのは自己肯定感が低いくらいですので、一般的な条件には当てはまりにくそうです。となると、1番大きな原因は、人に執着しないという私のスタンスなのかなと思います。私なりに人のことを思って先述したようなスタンスをとっているのですが、それが逆に「当事者意識がない」ということに繋がっているのかなと感じました。だとすると、うーん。。

 

ちょっといろいろと探ってみようかな。自分の弱点に気づけたいい機会でした。社会人になって当事者意識がない自分がどのように成果を出すのか、どういった時につまづくのか、楽しみです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO