脱コモディティってめっちゃ難しい

 

 

こんにちは。

先日、こちらの本を読みました。

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

 

これから生きるために必要なヒントを得らればいいかなと思っていてずっと前から気になっていたのですが、ようやく読了。

読んでみた感想としては、キャリアについてはベーシックなことが書かれている印象でした。瀧本さんか投資家としても活動されていた方なので、投資的な考え方は非常に参考になりました。私も日本人っぽい考え方を持っているのですごくリスキーなことは避ける傾向にありますが、ある程度リスクをとって挑戦していくようなキャリアにしていきたいと思います。(大学辞めて専門学校行ったときは本当にクレイジーなくらいリスクとったのになぁ・・・)

 

1つ引っかかることがあって、この本で何度も強調されていた、脱コモディティについて。脱コモディティってめっちゃ難しくない?ということ。

コモディティ化ってビジネスでよく使われる言葉ですが、要は周りと同じになってしまって陳腐化していくことを指します。商品やサービスだと差別化が図りやすい気がしますが、人間で脱コモディティってどうすればいいんだろうか。。

私みたいな凡人が考えるようなことって、絶対どこかの誰かが既に考えてるし、やっているんですよ。そこは振り切るっていうか若干諦めっぽい考えを持っています。だからこそ、すごく難しい印象を持ちました。

 

これの良い例が芸能人かなって思うんですけど、ファンをたくさんつけている人って何か1つでも尖った魅力があって、みんなはそのキャラに惹かれているんだなと。同じような人はいるけど、この人がいいんだ!と思わせる何かを持ってるって、すごく素敵ですよね。

 

じゃあ、それってどうやって身につくの?って話なんですけど、私の見解は自分の好きなことややりたいことを突き詰めたら身につくんじゃないかなって思います。今のトレンドはこうだからとか、この人がこう言ってたから、この本に書いてあったからなど誰でも真似ができる方法で脱コモディティ化を図るのは、逆にコモディティに走っている気がします。「この人にしかできない」って、本人が試行錯誤した結果生まれるものだと考えています。

あとは、ロジックで完結しないことですかね。ロジックって人を説得するためには欠かせなくて、論理的な思考ができる人ってやっぱり圧倒されるし憧れるんですけど、それだけだと何かが足りない気がします。人間として。やっぱり人って感情で動く生き物だと思うので、感情に訴えかけられることも必要だと思います。そのせいか、最近はアーティストっぽい生き方や考え方ができる人にすごく興味が湧きます。

 

以上、『僕は君たちに武器を配りたい』を読んで考えたことでした。学生にめちゃくちゃ人気な本みたいなので、読んだ方の何かしらの感想を聞いてみたいです。ぜひシェアしてください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO