TOEICスコアを1年間で400点伸ばした方法②勉強方法編

 

 

こんにちは。今日は前回の続きをお話します。

 

前回はTOEICの勉強で使用した教材を紹介しました。今回はそれらの教材をどのように使用していたか、毎日の勉強をどのようにやっていたのかということについて、時系列を追いながらお話したいと思います。

 

1.1年生5月~1年生7月あたり

まず、この半年間の点数はというと、毎月50~100点前後で伸び続けていました。5月の点数は495点、6月に530点、7月に630点・・・といった具合です。ちなみに私は800点取るまで毎月TOEICを受けており、一般的な公開テストではなく学校内で開催されるIPテストを受けていました。値段も3,000円と、公開テストに比べて安く受験することができたのです。

5月~7月の勉強方法は、主に授業の復習と単語テストの勉強のみでした。新しい生活サイクルの確立に苦しんでおり、かつメンタルもやられていたのでやる気が格段に低かったです。勉強時間も平日土日関係なく1~2時間くらいでした。この時期に伸びたのは、授業が英語漬けの毎日だったおかげだと思います。

 

2.1年生8月~1年生11月あたり

8月になると夏休みに入り時間もできたので、集中して勉強に取り組みました。お盆の前後以外は学校が開いていたので、学校に朝から夕方まで籠っていました。この時期の課題はReadingを最後まで解けないことでした。高スコアの友人に「TOEICは最後まで解ききったほうが良い」とアドバイスをもらったので、とりあえず問題に慣れて時間内に最後まで解ききることを目標にしていました。もちろん正確に、です。

そのため、この時期はTOEICの公式問題集をひたすら解いていました。単語力も圧倒的に弱かったので、ReadingとListening問題で分からなかった単語を覚えることに加えて単語テストの復習をしていました。

ちなみにこの頃の点数は600点~750点くらいでした。ListeningとReadingともに300点台でした。

 

3.1年生12月~1年生2月あたり

Readingも最後まで解けるようになり、700点台後半を連続して取れるようになってきたのですが、なかなか800点に到達せず、つらい時期でした。だんだんとクラスメイトも800点を超えてきている中でメンタルもやられていたと思います。

12月のIPテストの結果で、Readingの点数がListeningの点数を上回り驚きました。このとき課題がはっきりしたのですが、①Listeningを伸ばすこと、②単語と文法を強化すること、の2つです。

そのために導入した教材がEnglish Journal、CNN、文法でる1000、青フレでした。公式問題集だとListening強化が厳しいことや、単語と文法をもう一度基礎から叩き直したいと思い、これらを使用しました。

Listening教材の使用方法は、インタビューやニュースを全訳するという方法です。これは通訳の授業でやっていたことをそのまま自主勉強でも導入しました。やり方は、メモ用紙を用意して、1度ざっくりと聞き、2回目以降はポイントを抑えながらメモをとります。これを5回ほど繰り返します。このとき注意することは、全部をそのままメモをとろうとしないことです。内容を全部把握するために必要だと思う単語やフレーズを聞き逃さないことが重要です。最後に自分が全訳したものと答えを照らし合わせます。それを1日に3問、各10分ずつの計30分を毎日続けました。TOEICのListeningは設問と選択肢が用意されているので、結局のところ答え探しになっています。だから肝心な内容を抑えられるようになったら点数が取れるのです。

これと並行してReadingは公式問題集をひたすら解き、加えて文法でる1000を30分くらい解いていました。Listeningの公式問題は土日のみに何回か解きました。あと、単語の覚え方ですが、これは通学・帰宅中の電車の中で覚えていました。いわゆるすき間時間の活用です。座学で覚えたりはしませんでした。

目標として1年生のうちに800点取得を掲げていたので、ラストスパートだと思って勉強時間も前と比べて増えた気がします。平日は授業後17:00から学校が閉まる20:00くらいまで勉強、電車の中で単語暗記、帰宅後は23:00から0:00くらいまで勉強。土日は学校で10:00から18:00まで勉強していました。

 

これで2月のIPテストで830点を取得しました。Listening、Readingともに400点超えて、その差も10~20点ほどでした。ラストチャンスだった3月には3つも申し込んでいて、全て受けましたがどれも800点超えていたので目標達成です。2年生5月のIPテストで880点、7月の公開テストで865点、しばらく編入試験で英語に触れる時間が激減しましたが、なぜか編入試験後の2年生1月のテストで885点取れました。

総括として、結構自分で頑張ったなと思う部分もありますが、やっぱり環境は大きかったなと思います。授業が英語で行われることや、普段から英語を話す機会があるということは、スコア向上に大きく影響したと思います。

 

以上です。勉強の際の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO