編入学試験とは

 

 

こんにちは。今日は私が専門学校で取り組んだ編入学試験についてお話したいと思います。

 

そもそも、編入学をご存知の方はいらっしゃるのでしょうか。体感ですが、大学は4年間通い続けるものだと思っている日本では、あまり浸透していないのではないかと思います。実際に私も専門学校に入学してから知りました。

 

1.編入学試験とは

端的に言えば、専門学校や短大を卒業してから大学、大学をある学年で修了してから大学、など別の大学に転校・ステップアップできる制度です。編入できる学年は2年次、3年次、4年次と様々で、いくつかの条件を満たし、かつ試験を突破する必要があります。私は専門学校から大学3年次に編入しました。

 

2.対象者

上記の「いくつかの条件」という点を詳しく説明すると、

・大学1、2年次を修了した者、または修了見込みの者

・4年制大学を卒業した者

高等専門学校を卒業した者

・修業年限2年以上、総授業時数が1,700時間以上を満たす専門学校を卒業した者

この4つの中からいずれかの条件を満たしていると、試験を受験できます。2年次修了した者だと単位数が設定されていて、おそらく60単位くらいだったと思います。受験可能条件も大学によって違う点があるので(例えばTOEICの点数に条件があったり)、各大学の募集要項を隅々までチェックすることが大切です。

 

3.試験内容

私は経済学部に編入したので、ここでは経済・経営学部に範囲を絞ってお話します。ズバリ、試験内容は学校によって様々です。私は4つの大学を受験しましたが、4つとも内容はバラバラでした。仮にその4大学をA大学、B大学、C大学、D大学とします。A大学は英語(TOEIC)、経済・経営の専門科目、小論文、それに合格すると面接がありました。B大学は英語(TOEIC)、経済・経営の専門科目、志望理由書でした。C大学は英語(TOEIC)、経済・経営の専門科目でした。D大学は英語(TOEIC)、志望理由書、面接でした。だいたいTOEICと専門科目が必須、あとは面接があるかないかの違いですかね。専門科目も大学によって傾向が違うので、そこも対策が必要です。

 

4.時期

経済学部の受験のピークは10月~11月でした。国立大学は秋がピークでしたが、私立大学はもう少し遅かった気がします。編入試験は日程さえかぶらなければいくつでも受験可能です。ちなみに私は国立大学3つ、私立大学を1つ受験し、スケジュールは9月に1つ、10月に1つ、11月に2つ受験しました。私立大学を受験し続けていれば、12月まで長引いていました。

 

ざっと説明するとこんな感じです。編入試験は一般入試とは違って形態も時期も様々です。一般入試で入学したものの大学に違和感を感じたり、勉強したい内容が変わり転部したい、より専門的な勉強をしたいために専門学校から大学に行きたいなどといった場合に最適な試験だと思います。先述の理由から仮面浪人する人もいますが、それと比べてもコストのかからない試験だと思います。一方で、一般試験とは違い募集人数が極端に少ないので(多くても20名)、狭き門となっていますが。。

 

次回以降では私の体験談についてお話したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

KYOKO